立抗構築機 KCMM MS-HBM-2500CRJr
■MS-HBMの特徴
クリックすると拡大1: 人力による掘削・土止め材の建込みを必要としないので安全な工事ができます。
2: バケットの掘削反力をケーシングにとる為掘削力が大きく、礫・玉石層での施工も可能です。
3: 掘削と土止めを同時に行い、坑内に注入して底部からのボイリング・ヒービングを抑えています。また、ケーシングをマンホール構築用型枠として利用するので、土止め材の撤去がなく、地盤沈下等による周辺への影響がありません。
4: オールケーシング土止めにより立坑構築時には、薬液注入等の補助工法を一切必要とせず、工期短縮及び工事費の低減となります。
高精度・高効率のKCMM工法
立坑構築と小口径管推進とを一体化した下水管布設工法。 自然の中に技術が生きています。
KCMM工法は、下水道管梁布設工事における立坑構築と、小口径管推進を組み合わせた工法です。円形の発進立坑・到達立坑を構築し、小口径管推進機で任意の方向に推進します。
KCMM工法の特徴
MS-HBM2500CRJrによりケーシングを全回転圧入・掘削して円形の発進立抗・到達立抗を構築小口径管推進機で任意の方向に推進できます。
1.MS-HBMは油圧式無振動・低騒音型機械で、作業中の上空制限は6.5m、現場条件に制約の多い市街地に最適です。
2.専用機の組み合わせにより、従来工法に比べて多くの作業が標準化、または省略され、大幅な工期短縮・工事費の低減が可能です。
3.円形立坑を構築することにより、開口面積の縮小が図れます。また、同一立坑から任意の方向へ複数の推進ができるので、発進立坑の構築が最小限ですみます。
4.掘削土は、MS-HBMではハイドログラブにより直接ダンプトラックに積み込み、小口径管推進機では排土機のバケットを交換して処分します。現場内は常に清潔で安全な工事ができます。
5.MS-HBMは水中掘削のため、補助工法無しで滯水地盤での施工が可能です。
機械搬入 |
機械設置、ケーシング建込み | |||||
揺動・圧入・掘削・積込み |
ケーシング接続(溶接又はボルト) | |||||
底盤コンクリート打設 |
立抗完成、覆工板設置 | |||||