地盤改良の概要説明

HySPEED工法

環境保全型 新地盤改良工法

天然砕石のみを活用した新しい地盤改良工法(天然砕石パイル工法)です。

HySPEED公式サイト

固化剤を一切使用しない天然砕石のみを活用した地盤改良の新工法です。
民間大手地盤保証会社からの保証認定取得済みです。
さらに、NETIS(国土交通省新技術情報提供システム)登録済み。

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 環境保全型 "新 " 地盤改良工法 HySPEED工法

◎ECO地盤改良

天然砕石のみで施工を行う工法です。そのためセメント改良で問題視されている六価クロムが発生する心配は一切なく、住む人の健康を守ると同時に、土壌汚染による不動産価値もきちんと守ります。

◎CO2を500kg削減

砕石の使用、必要機械の削減により他の地盤改良工法に比べCO2の排出を住宅1戸(建坪20坪)あたり5000kg削減

◎耐震工法

砕石パイルと原地盤で複合的に面全体で建物を支えるので安定した強度を実現。また、地震時の液状化をドレーン効果(排水効果)により阻止。

◎産廃費用が発生しない

コンクリートや鋼管とは異なり産業廃棄物を使用しないので、不動産売買時、建替え時の撤去費用の必要がありません。このため建築主(お施主様)の不動産価値を保護する事が出来ます。

◎事後試験と「20年保証」による品質保証

施工後の地耐力調査を民間工事でも義務化し、品質管理を行う。また、第三者の保証期間と提携をし、引渡しから20年間の保証付き。

HySPEEDロゴ.jpgHySPEED工法とは

地盤改良工法「HySPEED」とは、セメントなどの固結材を一切使わずに、砕石という天然素材だけを利用して軟弱地盤を改良する工法です。

(1) 土壌汚染・地下水汚染ゼロ
(2) CO2削減量大(他工法比較による)
(3) 地価下落なし(将来の撤去不要)
(4) 液状化防止効果
(5) リユース・リサイクル


支杭イメージ.jpgバイブロフローテーション工法、サンドコンパクション工法を宅地用に改良した工法です。掘削技術と施工機器の研究によりローコスト化を実現しました。

HySPEEDロゴ.jpgHySPEED工法の設計規定

保証対象物件

木造、RC、S造 (~3階)
設計荷重 ≦ 50kN/m2

基礎形状

  ベタ基礎が最適
  布、独立基礎も可能 

設計条件

  (1) パイル下端は自沈層を避ける
  (2) パイル下端層の換算N値3.5~4、層厚=1.5m
  (3) 最大杭長7.3m
  (4) 最小杭間隔75cm
  (5) 平板載荷試験による確認を行っています

HySPEEDロゴ.jpgHySPEED工法の適用地盤

最適地盤

 粘性土・砂質土で中間層に換算N値3.5~4.0の層があるもの(先端支持力が必要)

最適深さ

 杭長3メートル前後がコストパフォーマンスは最も高いです

最適な使い方

 支持層が深く中間層に上記の層が有る場合

競合工法

  セメント柱状改良で設計可能なところはHySPEED工法でも設計可能
  ※鋼管杭との比較でコストメリット大

適用不可地盤

 換算N値0~2が8m以上続く軟弱地盤

HySPEEDロゴ.jpg特許・認定等

特許出願中 平成19年2月19日出願

地盤保証会社認定取得

 ジャパンホームシールド(株)、シールドエージェンシー(株)の認定を取得しています。

NETIS新技術情報提供システム

 新技術情報提供システム(NETIS)とは、「公共事業等における技術活用システム」によって蓄積された技術情報のデータベースで、直轄事業及び補助事業に係わらず公共工事に活用できる技術を可能な限り網羅したものです。

チームマイナス6%に参加

  砕石だけを使って締め固めるので、CO2の排出はほとんどありません。
 HySPEED工法による地盤改良を推進することで、地球の温暖化防止に貢献しています。

みんなで止めよう温暖化.jpg

HySPEEDロゴ.jpg施工の流れ

地盤調査に基づく設計を行い、実際の施工が始まります。
施工後は平板載荷による事後試験を行うので安心です!

W_No_01.gifSTEP1 基礎伏図・建築図面

 平面図・基礎伏せ図などから建物の位置を確認し、5カ所ほどのポイントを決めて現地の事前地盤調査を行います。

基礎図面.gif


W_No_02.gifSTEP2 地盤調査(SS試験) (0.5日)

地盤の強さを調査する為にスウェーデン式サウンディング試験(SS)を行います。
地質調査.jpg
スウェーデン式サウンディング試験(SS)とは?
地盤の強さを測定する試験方法。住宅の地盤調査では一般的に採用されている。機械の上部におもりを設置し、先端の尖った部分がどれだけ貫入したか、また貫入が停止した時にはハンドルを回転させ、25cmごとに貫入に必要な回転数を測り地盤の強さを測定。

W_No_03.gifSTEP3 設計・お見積り

設計図.jpg地盤調査の結果から、現地の地盤・土質・地耐力などのデータにより、地盤改良の有無を判断し、設計・お見積りを行います。

施工前、当社では専門設計士による杭配置図の他に考察および安定計算書をお見積もりと一緒にお渡ししています。

W_No_04.gifSTEP4 施工(2~3日)

掘削投入の様子.jpg
使用機械および資材を搬入し、杭位置出しを行います。
圧密掘削開始。
砕石を投入し、砕石を圧密の作業を繰り返し行い、5tの機械荷重を先端に掛けながら、砕石杭を構築して行きます。
施工後、当社では現場チームから

(1)掘削深度および砕石投入量(全杭)
(2)各工程段階の写真
(3)砕石パイル施工図
(4)平板載荷グラフ、データ
(5)事後試験後の考察

を、一式として報告書をお渡ししています。
事後試験.jpg